虚血性心不全の治療法は?心筋梗塞との違いや、原因、前兆、予防を詳細に

虚血性心不全で突然死……

もし自分がなってしまったら。

家族が突然倒れてしまったらどうするか。

不安に思っている人も少なくないと思います。

この記事では、虚血性心不全とは、なんなのか、

そして原因や前兆、症状を紹介し、予防について分かりやすく解説していきたいと思います。

治療法に関しては、まず虚血性心不全とは何なのかを詳しく理解しなければ納得できないと思うので、最後に書いていきたいと思います。

虚血性心不全とは

虚血性心不全、もしくは、虚血性心疾患とも言い、世界疾患では上から4番目に多いものです。

虚血とは、局所的な貧血です。
動脈に流れる血が何らかの原因で減少し、貧血になります。

つまり、「局所的な貧血により心不全を起こした」というのが、虚血性心不全です。

なぜ局所的な貧血で死ぬ至るのか

例えば、足に血が溜まってしまうなんてよく言いますが、

そんな少し血が滞っただけで、心不全になるなんて恐ろしいですよね。

実は人にはめちゃくちゃ大事な血管があって、

心不全が起こったのは、冠動脈が血を流さずに、心臓が貧血を起こしたということです。

 

つまり流れは以下の通り
①冠動脈は、心臓に栄養を送っている
②冠動脈が滞り、心臓に栄養を送らなくなる
③心臓が止まる
④死に至る。

脳梗塞も同じですね。脳に栄養が行かなくなり、脳がとまるんです。

そう、虚血性心不全って心筋梗塞なんですね。

 

虚血性心不全と脳梗塞との違い

どうして、虚血性心不全なんて難しい言葉で表現するのかというと、

心筋梗塞の過程の中に、虚血性心不全が段階の一つとして入っていると考えるのがいいです。

心筋梗塞は以下の流れ
①冠動脈は、心臓に栄養を送っている
②冠動脈が滞り、心臓に栄養を送らなくなる
③心臓が止まる
④心筋が壊死していく
⑤心臓が動かなくなる
⑥死ぬ
この過程を総じて心筋梗塞と言います。

つまり、突然死の場合は、①-③で倒れてから数分で亡くなってしまい、心筋梗塞の過程を全く経ていないので、局所的な名称の虚血性心不全と表現します。

虚血性心不全の原因

結局起こる原因に関しては同じなので、

心筋梗塞の原因と考えた方が分かりやすいので、

心筋梗塞と考えましょう。

 

年齢を経るにつれて、血管が傷を負ってしまい、その役目を果たせなくなっていき、冠動脈がうごかなくなるほど硬化する。言わば、動脈硬化というのは、血管の老化です。

そういう意味では、高齢の方で動脈硬化が起こってしまうのは、寿命に近いものがあります。

同時に動脈の老化を進行させるものもあります。

原因1:肥満、脂質代謝異常

コレステロールや脂質が動脈の壁にたまっていくことで、

動脈がどんどん傷つき、しなやかさも失っていきます。

脂質代謝異常とは、中性脂肪やコレステロールが多い状態のことを言い、健康診断でもこの数値はよく見ますね

原因2:高血圧

高血圧も、動脈硬化を進行させます。

いわば、血液に多く負担がかかっているわけですから、より欠陥が傷つきやすいです。

肥満の方は、中性脂肪、コレステロール、高血圧とさらについて回るので、実は動脈の老化の進行は早く、40歳50歳でもなることは少なくありません。

原因3:喫煙

喫煙も動脈硬化を進行します。煙の中のニコチンが血液を凝縮させてしまい、大きな負担になるんですね。灰だけでなく全身に回りますから、血管にまつわるありとあらゆる病気のリスクが増します。

後は、糖女房の方も動脈硬化を進行しやすく、血液中の糖が多いと、肥満や高血圧などに関係なく、発症率が高いです。

虚血性心不全の予防5つ

カリウムとマグネシウムの摂取

カリウムは、余分な塩分を輩出してくれます。

野菜、果物、海藻、豆類に多く含まれていますので、色んな野菜をまんべんなく食べていくのが重要になってきます。

ただ、腎臓病には、カリウムの摂取のし過ぎで、病状が悪化することもあるので、かかりつけの医者に相談するのが大事ですよ。

 

マグネシウムは、海藻や豆類、ナッツです。

マグネシウムの不足は、ありとあらゆる病気に直結していると言われています。

たとえばワカメサラダは、虚血性心不全予防だけでなう、非常に健康的であると言えます。

カルシウム不足に注意

カルシウムが不足すると、血圧が上昇します。

カルシウム不足でイライラするなんていうのはこれが原因です。

牛乳や骨まで摂取できる小魚類が代表的なところでしょう。

※煮干しの食べ過ぎは、痛風になりますので、やはりバランスが大事です

1番は肥満の解消が何よりも効果的

動脈硬化を進行する原因にも記しましたが、

結局、動脈硬化の進行、虚血性心不全、心筋梗塞を加速度的に進めているのは、

肥満という状況です。

運動をして、痩せるしかありません。運動には高血圧を改善する効果もあり、1日たった30分の運動でも効果があると言われているので、

ぜえぜえはあはあまでする必要はなく、適度に汗をかき、多少息が早まる程度の運動でも初めて見るのが良いでしょう。

喫煙、飲酒、季節ごとの予防

喫煙が良くないのはあたりまえで、飲酒も飲み過ぎには注意です。

実は、血圧を下げる効果がアルコールにはあり、適度であれば実際に健康が良いんです。

しかし、飲みすぎると逆に血圧が上がり、酩酊は行き過ぎ、千鳥足も飲み過ぎで、ねむくなるのも飲みすぎだそうです。

 

たまにならいいかもしれませんが、継続的に飲みすぎる状況が続くと病状は悪化する一方であるというのは、心の片隅程度においておけば、自制できるかもしれません。

 

あとは、実は夏になると水分不足で、脳梗塞が非常に発生しやすいと言われています。

水分不足で欠陥が詰まってしまうのだとか。夏には、喉が渇いたという状況は、極力なくしたほうがいいかもしれません。

 

ただし、動脈硬化を進行させるのは、結局のところ「血管に如何に負荷をかけすぎないか」ということになります。

結局気にしすぎると、逆にストレスになります。だから基本的な部分にだけ気を配って、美味しいものを食べて、幸せに暮らして、80年と長生きをするというのも、一つの選択肢としてあるのだと思います。

肥満、糖尿、喫煙、飲酒、結局はこのあたりに気を配るのがいいんでしょうね。

虚血性心不全の前兆

虚血性心不全は、動脈硬化が進行した結果に起こります。

よってこの場合前兆とは、冠動脈の硬化によって起こる症状のことを言います。

 

狭心症です。

動脈が閉じてしまうと、虚血性心不全を起こし倒れてしまうわけですが、

いきなり閉じてしまうわけでなく、ちょっとずつ狭くなっていきますよね。

その狭い状態でによって起こることがあります。

心臓に負荷をかけたときに、胸通を感じるということです。

 

細い隙間に血液を通そうとして、血管に大きな負担がかかるので、

胸に痛みを感じるんですね。心臓は本来、狭くなっていない状態を想定して、血液を送り込んでおり、狭くなっても心臓が送る血液の量は変わらないので、血液が無理に欠陥を通ろうとしているわけです。

よって、安静にして心臓の負担が掛からないように落ち着いていると、痛みが引いてきます。

 

なので、「血圧が上がるような行為」をしたときに、胸痛を感じたら、前兆の可能性があります。

ちなみに、実際に狭心症(動脈硬化による症状)を検査するときも、運動負荷試験を行います。

なので、怪しいなーと思ったら出来るだけ早く病院で診てもらうことをおすすめします。

最後に、虚血性心不全の治療法

最後に治療法についてです。

これはすなわち、動脈硬化の治療法に等しいわけですが、

ひとつ謝っておかないといけません。実は、動脈硬化に関する治療法は、確立されていません。

 

よくよく考えれば当たり前の話です。

なぜなら、動脈硬化とは、肥満コレステロール高血糖高血圧、飲酒喫煙、運動不足、さまざまな要因によって、

長年負荷がかかっていき、動脈硬化が進行します。

 

血管の老化と表現したように、老いたものを若返らせるのは非常に難しいのです。

なので、70代80代と高齢で虚血性心不全、心筋梗塞となったのであれば寿命でしょう。

40代50代でなってしまったなら、出来るだけ早急に生活習慣を改善して行くしか無いのだと思います。

高血圧を筆頭に、肥満、高コレステロール、糖尿、飲酒、喫煙、これらをキーワードに節度を持った生活習慣を送りましょう。