熱中症といえば、
毎年何人もの死亡者を出している、
誰にでもあり得る症状です。
今回はそんな『熱中症になりやすい人』をテーマにして、
熱中症になりやすい人の特徴に関する記事を
書いていこうと思います。
熱中症になりやすい人はどんな人?
熱中症の男女比
熱中症になりやすい人で、
まず性別に関しては、男性の方が、
圧倒的になりやすい傾向にあるようです。
比率は男:女=7:3ぐらい。
ただ5歳~大学生までの子供に限定すると
男:女=9:1ぐらいになります。
男女の差は筋肉量の違いによるもので、
筋肉は体の組織の中で最も熱を発するものですが、
男性は女性よりもはるかにその割合が多いため、
筋肉が体温を上昇させてしまい、体の熱を
中々冷ますことが出来なくなっているんですね。
年齢は?
・5歳未満の乳幼児
・部活が盛んな高校生
・身体機能が低下している30代以上
・70代を超えたあたりから劇的に増える
このあたりが特になりやすい年齢です。
実は5才以上になると、かなり熱中症の件数はガクッと減るのですが、
5歳未満の乳幼児はまだ身体機能が
出来上がっていないということもあり、
熱中症になりやすいんですね。
そして、注意してほしいのは、
身体機能が出来上がっていないということは、
男女差がほとんどないということになりますので、
女の子の場合にも十分に注意する必要がありますよ!
他にはどんな特徴が?その①冷房大好き
冷房が大好き!という人は
本当に多いのではないでしょうか?
しかし冷房が熱中症へとつながることが多々あります。
これは、冷房の環境下にずっといることによって、
汗をかくという機能がマヒしてしまうことに起因します。
汗は体温を調節する、つまり、上がった体温を
下げて熱中症にならないようにしてくれる
という重要なものなわけですが、
これがマヒしていると、当然熱中症になりやすくなります、
なので冷房が好きな人ほど熱中症になりやすいかもしれません。
運動しない人・外に出ない人
冷房好きに関連することですが、
冷房好きでも外に出る機会が多い人は、
汗を出すという機能がマヒしにくいですので、
同じ環境下である場合は、
運動しない人や外に出ない人は熱中症にかかりやすい傾向にあります。
わたしは依然、とある子持ちの方が
熱中症が怖いから、子供を外に遊びに行かせられない!!
なんていうことを言っていたのを聞いて、
大変驚いたりする機会がありましたが、
それは、運動会など皆が外で同じ環境下にさらされる場合、
熱中症にかかる確率が上げていることになりますので、
気を付けた方がいいかもしれませんね。