タイピングのミスが多い・・・
キーの場所は完全に覚えているのに・・・
なんでなんや・・・
そんなミスタイプな人に読んでほしい記事である。
私のスピードはe-typingだとこれぐらい。
あくまで最高なので、お題によって350~420ぐらいではないでしょうか。
実はタイピングには、知っている人は知っている、そんなコツがある。そのコツとは「タイピングは、速く打つことを意識するよりも、タイプミスを減らす方が100倍速くなる」ということだ。私の場合なら、6打-7打/秒ぐらいのため、もはや神になれると言って良い。
だからタイプミスで悩んでいる人も、タイプミスをどんどん減らしていったほうが、タイピングは早くなる。
かくいう私もミスをしないわけではない。ただ、大分少なくすることはできる。ミスタイプを減らすためにはまず原因を突き止めて、取り除き、その上でミスが少なくなる方法を取り入れていかなければならない。
このページの通りにすれば、確実にタイプミスを減らしていけるという目標で記事を書いていきたい。
タイプミスの原因はたった1つ
妙なクセがついてしまっている。
キーボードを覚えていない。
指の位置がずれてしまった。
エトセトラエトセトラ・・・・・・
たった一つと言いながら、原因を箇条書きにしてみる。つまり、もとをただせばすべて同じ所にミスの原因、その根源があるということです。根源さえ正してしまえば、すべて解決できる問題なんですね。
結論から言ってしまうと、タイプミスの原因とは急ぎ過ぎが全てと言ってもイイでしょう。
タイピングの理想を実行するには、私たちの技術はつたなすぎる
タイピングはその習熟過程が感覚的ですよね。
思い浮かんだ文章を見ずに打ち込んでいくから、体が勝手に覚えていきます。
思い浮かんだ文字を、『えーっと』と脳を介することなく、スムーズに打ち込んでいく。何度も何度も繰り返してタイピングすることで、スピードがどんどん上がっていく。
そんな成長の先に誰もが望む理想形は、どの文字を打つ時だろうと決して詰まることがなく極めてスムーズに打ち込んで―――――そんな姿ではないでしょうか?
タイプミスとは、その理想形を早々と実行してしまうことによって発生する。
だから、こそ次のようなことが重要になってくる。(解決編に入っていきます)
解決法:つんのめるときは、ちゃんとつんのめるべし
たとえば、僕は「ちょうど」と打つときはめちゃくちゃ早い(自分の中では)。
「ちょうど」で1秒もかからないだろう。
今度は「うつとき」と打とうとする。
1.5秒。より時間がかかっている。
このように、打つ言葉によって掛かるスピードが違う。
実際に皆さんも文章を打ってみると分かるが、スムーズに流れるようにぽんぽこ打ち込める箇所と、つんのめるような感覚を覚える場所があるはずです。
僕の場合「ちょうど」と「うつとき」の間には、なめらかとつんのめりという感覚的な差が存在しています。
「ちょうど」と同じスピードで「うつとき」と打とうとするとタイピングミスが発生する。だからつんのめるときはいそいではならない。つまってもいいからゆっくり打つ必要がある。
つまるのは悪いことではない。なぜなら・・・・・・
つんのめる感覚でも、それを繰り返せば、スムーズに変化していく
何十回、何百回の世界の話になるが、
つんのめる感覚を何度も繰り返すと、スムーズに打ち込めるようになる。反復練習によって、指が動きを覚えて、思考が不要になっていったからですね。
人間はすごいもので、同じ行動を繰り返すと、思考を全くせずに、体を動かすことが出来ます。
そして重要なのが、一気にスムーズになることは絶対に出来ない。
逆に言えば、つんのめる感覚を味合わず、なんども同じ文字でミスを繰り返すと、いつまでたってもミスは減らないということです。
私が実践してミスを減らした方法
手順というか、やることは凄く単純で、ワンテンポゆっくり打とうとしてください。本当にこれだけです。
冒頭で述べましたが、ゆっくり打とうとしても、そんなにスピードは変わりません。
早く打とうとするパターン
ゆっくりパターン
ゆっくり打とうとしているので、つんのめるべきところでつんのめることが出来ます。
タイプミスしないように、ゆっくりでいいから文字を打ち込んでください。
何度も何度も「ゆっくり意識して」と言っていますが、正直何をどのぐらいゆっくりなのかわからないと思っている人は少なくないかと思います。なので、ゆっくり打つ意識を付ける方法を紹介します。
ずばり、タイピングゲームのミス回数を参考にする
タイピングゲームではミス回数が表示されますので、それを使います
手順①まずはいつも通り打ってみる
ミス回数を出すための手順ですね。大量にミスしてもいいので、何回かやってみてください。それを平均して、だいたいどのぐらいの感覚でミスするのかが見えてくるかと思います。
手順②今度はゆっくり意識して打つ
ミス回数0回-2回を意識して打ってみて下さい
最初はうまくゆっくりできず、ミスしすぎるかもしれません。であれば、さらに丁寧にしてみてください。そうして0-2回を安定して出せるようにして見てください。安定したミスレス状態が、タイプミスを少なくして結果的に速くなる理想の状況です。
ちなみに・・・・・・”よくミスするキー”は、全く参考になりません
タイピングサイトにある、よくミスするキーは、全く参考にならないから、気にしなくてもいいです。
なぜならタイピングは、「t」「a」「i」「p」「i」「n」「g」「u」と打つわけではないからです。感覚のお話ですね。「タイ」「ピング」と、塊で身体が覚えており、一気に文字を打ち込みます。
もしミスしやすい言葉を意識するのであれば、「ところで」などよく使う単語を塊で見て、「”ところで”をよく間違えるなー」というように考えましょう。
まとめ
ミスタイプに関して色々言いましたが、結局大事なのは反復です。
ワンテンポゆっくり打つ、その感覚を何度も何度も繰り返す。
その中で、つんのめる言葉をやはり何度も体験して、だんだん詰まることが少なくなっていく。
ミスタイプの反復は最悪です。
早く打とうとしてミスし続けるのは、ミスがいつまでたっても減りません。
大事なのは、ゆっくり、ていねいに、かくじつに。