エボラ出血熱とは
エボラ川というのがあるんですが、
その川がある地域にて
発病者が出たというコトでこの名前が付いたんだそうです。
映画などでよく出てくる難病の一つだったりしますが、
良く出てきすぎて、あまり聞かないので、
本当に存在するんだ~
という人も少なからずいるのではないでしょうか?
本当に存在するんですよ。
エボラ出血熱の症状
出血熱、
名前の通り、
まずは高熱が出ます。39度以上の場合が多いようですね。
その数日後に、鼻から口から
大量に出血して、死に至ります。
空気感染はあまりなく、
どちらかというと、血液や排せつ物、唾液による
飛まつ感染が多いようですね。
綺麗にされていない、医療器具からの感染も
昔は非常に多かったようです。
エボラ出血熱と日本
実は1992年に1度、
日本に侵入している事実があったりします。
アフリカで感染した日本人が帰国してから、
発症、大量出血で死亡という事案ですね。
とはいうものの、今現在の日本では、
徹底に徹底されているので、
入ってくることは、まあほぼないのではないかと思います。
そんな簡単に入ってこられても困るんですが。
エボラ出血熱の致死率は高いけど・・・
実は、エボラ出血熱というのは、
致死率80%ですが、
それほど、強いウイルスではありません。
基本的に、恐ろしいのは致死率3%~30%ぐらいのウイルスです。
これはどういうことかというと、
単純に感染確率のものです。
例えば、インフルエンザ。
あれは非常に致死率が低いですよね?
その結果、何百万人という人が毎年
日本でも感染しています。
つまり、ウイルス的には、
『感染を拡大させたい!』わけですが、
あまりにも致死率が高いせいで、
感染を拡大できない。というわけ。
その代表例がこのエボラ出血熱ですね。
事実、エボラ出血熱による死者は
これまでに確認されてるもので700人程度と、
意外と少ないんです。
これは、単純に、感染した人が、
他の人に感染させる前に
死んでしまうからなんですね。
ちなみにですが、
マラリアという病気は、
2010年65万5千人もの死者を出しています。
マラリアの致死率は3.3%。これが恐ろしいウイルスです。
もちろん、エボラ出血熱もかなり恐ろしいんですけどね。
エボラ出血熱はどこから感染するの?
基本的に、ゴリラ、サル、コウモリ。
この3つからの感染が多いようです。
これは、西アフリカに上記を食用にして
食べる習慣があったことが、
多き原因とされています。
ゴリラ食べちゃだめでしょう・・・
ちなみに、上で紹介した日本人も、
西アフリカに、ゴリラを見に行って帰ってきた矢先
発症したのだそうですよ。