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ボンベイ型の遺伝について【輸血に困らないための遺伝子解説】

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ボンベイ型になると、輸血に困ってしまいます。

何しろボンベイ型は100万人に1人の割合ですし、

ボンベイ型の日本人は20人~50人しかいないと言われています。

 

なので、今回はボンベイ型の遺伝について、

どのような状況でこの血液型が発言するのかを説明します。

これを理解してもらうためには、

血液型の決め方を知ってもらわなければなりませんので

そのあたりを先に簡単に説明します。

 

 

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血液型の決定の仕方

まず、A型、B型、O型、AB型の決定方法ですが、

これはA抗原、B抗原のどれを持っているかに依ります。

 

つまり

A型:A型抗原

B型:B型抗原

AB型:A抗原+B抗原

O型:無し

 

この4つの血液型はこのようにA,B抗原の有無によって決まりますが、

この4つの血液型が共通して持っているもう1つの抗原があります。

それがH抗原です。

 

そしてこのH抗原にA抗原、B抗原が引っ付いて存在します。

つまり

 

A型:H抗原-A抗原

B型:H抗原-B抗原

AB型:H抗原-A抗原、H抗原-B抗原

O型:H抗原(A,B無し)

 

このようになります。

 

そしてとうとう、ボンベイ型の遺伝についてですが

ボンベイ型にはH抗原がありません。

H抗原がどうなるかというと、

当然、A抗原、B抗原が引っ付くものがありませんので、

A抗原、B抗原も同時に存在しません。

 

なので、自動的に表面上はボンベイ型は

全てO型に見えるということ。

これはA,B,ABを判断するA,B抗原が無いから。

 

つまり、表面上は、すべてO型に見えるボンベイ型ですが、

H抗原の有無でボンベイ型かどうかが決まるので、

両親が二人ともO型のときはもちろん、

両親ともにAB型などあらゆる血液型の親の組み合わせで

ボンベイ型は生まれ得ます。

 

当然両親ともにAB型のボンベイ型と、両親O型のボンベイ型同士は

同じ血液型のため、輸血は可能となります。

 

ボンベイ型を決定するH抗原の有無の決まり方

これは非常に単純で、

H抗原あり:HH、Hh

H抗原なし:hh(ボンベイ型)

 

つまりH抗原の有無を決める、Hとhがあって、

Hを親から1つでも受け継げば、ボンベイ型にはなりません。

逆に言えば、ボンベイ型同士からできる子供は

Hを受け継げないので必ずボンベイ型です。

 

そして日本人のほとんどはHH型です。

つまりボンベイ型と一般の血液型の方から生まれる子供も

ほとんどボンベイ型にはなりません。

 

ボンベイ型の、両親の遺伝子による確率

HH×HH=0%

HH×Hh=0%

HH×hh=0%

Hh×Hh=25%

hh×Hh=50%

hh×hh=100%

 

このように、どちらか一方がHHならボンベイ型にはなりません。

しかし配偶者の親がボンベイ型だったりする場合、

かならずhは持っているので、そこで自分がhを持っている場合、

25%の確率でボンベイ型の子供が生まれてきます。

気になるというのであれば、病院に献血に行って、

H抗原の遺伝子の検査をしてもらいに行くとイイかと思いますよ。

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